『マミークラン通信』

日本フード記 奈良県「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺 奈良」 マミークラン10月号

※こちらの記事は『マミークラン』誌の連載より抜粋しています。

山全体が柿畑(吉野)

奈良の食で、すぐに思い浮かぶのがこの正岡子規の句だ。また「色は黒ても、味みておくれ、味は大和のつるし柿」などとも歌われ、奈良と柿の関係は深い。確かに古都・奈良には、数少ない日本原産の果物ともいわれる「柿」が似合う。
しかし、なぜこの句や歌は「柿」なのか? 葛や茶粥ではいけないのか?

文献を紐解くと、柿の歴史は古く、弥生時代前期の池上・四ツ池遺跡(大阪)から柿の種の破片が発掘されている。また、奈良時代(7世紀前後)、時の都だった藤原宮跡(奈良県)から柿の種子が発掘され、『古事記』『日本書紀』にも地名や人名に柿の字がみられる。室町時代には、美濃・近江に並び大和が柿の産地だったという。現在でも、奈良県内の柿の収穫量・出荷量は、富有(ふゆう)・平核無(ひらたねなし)・刀根早生(とねわせ)などの品種を中心に、和歌山県に次いで国内第2位を誇る(平成17年度の作物統計調査)。

これだけ採れるのなら、色々食べ方があるだろう。
柿博物館(五條市)の植木勧嗣さんによると、「懐石などの料理、干し柿、柿酢などのほか、柿の天ぷらも食べることがあります。柿チップスのような感じで、美味しいですよ」
さすがに地元の食べ方は多様だ。

 続きはマミークラン本誌をご覧ください。

牛乳屋さんに聞きました。奈良味自慢

奈良の森永牛乳販売店の団体である奈良森乳会の幹部(右から2番目が村松茂会長)の皆さん。「奈良県の文化を守りつつ、お客さまの安全・安心とカルダスがより愛されるように、地域密着・一致団結して全員で頑張っています」

「最近は、柿の葉ずしにサバの他にも色々な具が乗っていて楽しいよ。お土産や帰りの食事にぜひ買っていってね!」
大和の茶粥奈良の茶飯といった郷土料理のお店は、地元の人に聞くのが一番だよ」
「牛乳を使った飛鳥鍋は、一部の店でしか食べられないけど、奈良が地元のぼくらもよく食べに行くね」
「今でも吉野の葛は高級菓子の原料にも、お土産にも、人気があるよ」

柿の葉ずし
飛鳥鍋
吉野の葛

マミークラン11月号予告
オトナこそ楽しみたい絵本
秋のフルーツおいしく七変化
好本恵の「食に幸せあり」 対談ゲスト 尾崎亜美さん(シンガーソングライター)

▲ページの上へ戻る