『マミークラン通信』

日本フード記 三重県 「三つの文化が重なる伊勢の味」 マミークラン11月号

※こちらの記事は『マミークラン』誌の連載より抜粋しています。

色と太さがびっくりの「伊勢うどん」

「伊勢に行きたい伊勢路が見たいせめて一生に一度でも」(伊勢音頭)

全国からの参拝客が途絶えることのない伊勢神宮。門前町のおはらい町は今も賑わい、伊勢市やその周辺、伊勢神宮に通じる街道の街々には、伊勢えびなどの魚介類の店、うなぎ屋、すし屋、それに牛肉の店が多く、伊勢独特の調理法と手頃な値段で旅人を迎える。この伊勢の味を並べると、東西食文化の融合という三重の特色が浮き彫りになる。

(写真:上)天照大御神がご鎮座する伊勢神宮の内宮
(写真:下)土産物店や銘菓の老舗、旅館が軒を連ねるおはらい町

うなぎは、三重県では、腹開きのまま金串に刺してじっくり焼き上げ、熱いうちに店自慢のたれをつけて仕上げる。中はふっくら、外は香ばしい関西風の焼き方だ。

牛肉の最高の食べ方はすき焼きだが、三重県では、割り下か砂糖と一緒に焼くように煮る。この調理法は、鍋に油を敷いて焼き、砂糖・醤油で味つけする関西風とは異なり、割り下で煮てゆく関東風に近い。

さらに、庶民の味で、うどんのロングセラー「伊勢うどん」。その始まりは、江戸時代以前に土地の農民が地味噌からできた「たまり」をうどんに少しかけて食べたことにある。そのたまり醤油のつゆの色の濃さは関東風といえるが、コシのない麺は関西風だ。もっとも、麺の太さ、たれの少なさなどじゃ「伊勢うどん」独特の味覚だ。

 続きはマミークラン本誌をご覧ください。

牛乳屋さんに聞きました。三重味自慢

森永牛乳三重販売協会幹部の皆さん(左から、世古忠夫副会長、高瀬哲男会長、尾宮成利副会長)。「三重県は穏やかで人情味溢れる人ばかりですが、よりいっそうの安全・安心をお届けするため、防犯パトロールにも力を入れていきます」

「ビールを飲ませたりマッサージをしたりと話題の松坂牛だけど、安く食べる方法は地元の僕らでもわからない」
「芭蕉の出身地伊賀は寒暖の差が激しく水もきれいなので、伊賀米は美味しいよ」
四日市市の万古焼き伊賀の伊賀焼きなど、食を華やかにする焼き物もお勧めだよ」
「『その手は桑名の焼き蛤』『桑名の殿さん時雨(蛤)で茶々漬け』というくらい桑名の蛤はうまいよ」

マミークラン12月号予告
ホワイトソースレシピ
  クリスマスが近づき寒さが厳しくなる季節。ミルクをた~っぷり使った
  あったか~いホワイトソースレシピをお届けします。
橋谷能理子の「食は心にあり」
  対談ゲスト 高畑淳子さん(女優) どうぞお楽しみに!

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